マダム・マサコがいた時代

戦後、デザイナー、ジャーナリストとして活躍した女性、マダム・マサコの足跡を追いながら、戦後女性誌の変遷もあわせて見ていきます。

婦人画報(昭和20年代)

昭和27年夏のファッションを見る/「デザインブック 婦人画報別冊 1952年夏」

「デザイン・ブック 婦人画報別冊 1952年夏」 最近手に入れた「デザイン・ブック 婦人画報別冊 1952年夏」号をお見せします。 華やかで楽し気なカバー。 表紙から10pもカラーグラビアが続きます。手芸のある街着ってなんのこと? おそらく刺繍が施してある、…

マダム・マサコ「モード案内・1」のモダンな装丁

マダム・マサコの最初の著書「モード案内 1」 戦後すぐは「装苑」、「スタイル」などにデザインやエッセイを寄稿していたマダム・マサコ。その最初の著書は昭和25年(1950年)婦人画報から刊行された「モード案内・1」です。 洋裁に必要な生地の知識、スタ…

マダム・マサコの位置づけ 「婦人画報創刊70周年記念 ファッションと風俗の70年」より

ファッションデザイナーとしてのマダム・マサコの位置づけとは。 明治38年(1905年)「婦人画報」創刊から70年後の昭和50年(1975年)に発行された「婦人画報創刊70周年記念 ファッションと風俗の70年」に、「ファッションデザイナーの系譜と活動」という記…