マダム・マサコがいた時代

戦後、デザイナー、ジャーナリストとして活躍した女性、マダム・マサコの足跡を追いながら、戦後女性誌の変遷もあわせて見ていきます。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

マダム・マサコの位置づけ 「婦人画報創刊70周年記念 ファッションと風俗の70年」より

ファッションデザイナーとしてのマダム・マサコの位置づけとは。 明治38年(1905年)「婦人画報」創刊から70年後の昭和50年(1975年)に発行された「婦人画報創刊70周年記念 ファッションと風俗の70年」に、「ファッションデザイナーの系譜と活動」という記…

戦後いち早く発行された女性誌「スタイル」

宇野千代が、夫の北原武夫と共に戦前から出版していた女性誌「スタイル」。 写真は戦後に復刊した第1号となる昭和21年3月号の表紙。こののち、マダム・マサコも数回寄稿している。 「スタイル」の特徴は、ファッションのみならず、読み物、カルチャーにペー…

マダム・マサコ who ?

その名前がメディアに登場するのは戦後すぐに発行された「装苑」や「スタイル」など。その後デザイナーとして、ファッションジャーナリストとして活躍し、昭和30年代は「婦人画報」の表紙デザインなども手掛けました。 着るためには洋裁をするしかなかった時…